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酔っ払っちゃったの? [マブール時代]

ジャックは翌日レストランから一緒でした。

夕食も皆で一緒に食べてご機嫌。

 

バーに行く頃には笑顔が絶えませんでした。

10時を過ぎた頃(だったかな?)
眠たくなったのか先に帰って寝たいと言って席を立ちました。

おじいさんですからね。


もちろん彼はVIP扱いなのでスイートルーム。
俗に言う展望台の先(わからない人ごめんなさい)

(ちなみにバーからはレストランに向かう道、展望台に向かう道、ダイビングセンターに向かう道の3つの道があります。)

 

Good Night! (ウインク)

といつものように渋く決めて歩き出しました。

 

・・・! おおお~い!!


なんとジャックはダイビングセンターへの道へと向かっているのでした。


そっちじゃないよ~(笑)


 

Oh!  Thank  you!!

ちょっと失敗したというような顔をしつつ、
またウインクをして恰好よく歩き始めました。

 

 

え?コラコラ!


気がつくと今度はレストランに向かって歩いていました。

急いで呼び戻しつつ・・・・


酔っ払っちゃったの?大丈夫?


OK! OK! But.....Where is my room??

 

(・・・・・・やっぱ酔っ払っちゃったのね。)

 

じゃ、送ってきま~す!


とゲストに言った後、
ジャックを連れて彼の部屋までデート!?しました。

何しろスイートですからね。
マジで遠い。

こんな年寄りをこんな部屋にしちゃ危ないだろ・・


と心の中で文句を言いつつ・・・
世間話をしながら彼の部屋の前に到着。



ここだよ!


Oh Thank you !
でも・・・ここ2・3日眠れないんだよ。

 

へ~そうなんだ・・。

 

家でも何か抱っこできるものが無いと寝られないんだよ。

 

ふ~ん、枕足りないの?頼んであげようか。

 

枕じゃ駄目なんだ。暖かくないと。

 

ふ~ん??ん?

 

寒いんだ。ちょっとでいいから一緒に寝ててくれない?

 

はい?寒いの?

 

Please・・・・

(じいさん、新手のナンパかい?)


あ!いい考えがある!寒いのね。
待ってて女の子連れてきてあげる。

 

本当?

 

ちょっと毛が濃いけど。暖かいよ。きっと。

 

誰?

 

シェリー


スタッフ?

 

ダイビングセンターにいたデショ。かわいいDog!


Oh ! No! Good night !

 
かなりあっさりと部屋に入って行きました。

 

これって俗に言うセクハラになるのかな(笑)

でもジャックが言うとかわいいおじいさんのジョークでしか
ありませんでした。

 

可愛いですよね。

どこから演技してたのかな?

まさかバーからだったら・・・・う~ん枯れてないねえ(笑)

 

今日はぶちまけ系でした。

有名人ネタはクレームが上がりそうなのでこれでおしまい!

 

ジャック! 安らかに!!

うらまんでよ~!!


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永遠のジャック  [マブール時代]

昨日の深夜、関西めぐりから帰ってきました。

3日間もメモお休みしちゃいました。
結構このメモは作成に時間がかかるんですよね。
よほどやる気にならないと出来ない・・・(言い訳)

 

先日有名人嫌いなんて書いたのでそのつながり。
そんなに嫌いでもなかった憎めない有名人の話しをしようかなと思います。

もう亡くなってしまった方なのであまり悪いこと書くとたたられちゃうかな(笑)


そう、ジャック・Mヨールです。

 

彼は突然リゾートにやって来ました。
(本当は予約があったと思います。私は気にしなかっただけかも)

マネージャーらしき人と有名カメラマンと一緒に。

初めて見る彼は
おじいさんだけどすごくオシャレ。
白地に細い紺ストライプのYシャツにチノパン、ピンクのセーターを
肩からかけていました。着こなし方が有名人!?
(ちゃんと覚えている自分が怖い:笑)

さすがヤネ・・・。カッコイイや。

 

有名カメラマン+ジャックの組み合わせですから
うちのボスやオーナー、ガイド陣はもちろん毎日周りを取り囲みます。

私はとくに興味が無いので
いつものように他のゲストたちと楽しく飲んでいました。

 

 ところが・・・

 

2・3日経つと、オーナーが私の所にやってきました。


サトミ。
今日からお前がジャックと一緒に飲んでくれないか?

・・・・?なんで?
ジャックの周りにはいっぱい人がいるじゃないですか。
それに私はホステスじゃないです。


ジャックが面白くないから帰りたいって言い始めたんだ。
明後日帰国させろって。


それは私とは関係ないと思うけど?


いいから。頼むよ。後でジャックここに来るから。

 

・・・・・府には落ちないものの・・・
オーナーからのお願いじゃ断れない。

そうしているうちにも私のまわりには他の飲み仲間(ゲスト)が集まり始めている。

もう・・・参ったなあ・・・・

 

しばらくするとジャックがバーに来ました。


はじめまして~!(思いっきり笑顔で)
ガイドのサトミです。一緒に飲みましょう!!

 

新しい展開にジャックは目が点。

とりあえず飲み始めるものの、英語での会話だし
私は有名人嫌いだし・・・話が弾むわけ無い(笑)

 

私は昨日まで飲んでいたゲストを呼びいれました。

ゲストはゲストでジャックとお話したかったけど
お偉いさんやガイドに取り囲まれていた彼に近づけなかったわけで
私が呼ぶとうれしそうに集まってきました。

 

なぜだかわからないけど
私のまわりには男性ゲストより女性ゲストの方が多いので
ジャックの周りには昨日までの状況と全く異なり
女性が多くなる結果になりました。

数がいれば、それも有名人男性と女性ゲストたちなら
もちろん盛り上がるわけです。


ジャック明後日帰っちゃうの?やっと話せたのに~!!
私達はあと3日だから明々後日にしようよ。

え~!私はあと1週間だからあと一週間だよ!!

・・・私は永遠にいる・・・(by サトミ)

は!は!は!は~!!(by ジャック)

(もちろん全部英語)

その夜ジャックはとても楽しそうで
帰りたいなんて思っているようには
見えませんでした。

 

 


翌日夕方、オーナーがやってきました。

ジャックの滞在がとりあえず1週間延びたから。

・・・・へ?

今日も一緒に飲んでくれよ。

・・・・・・・・はい?

いいから。そう言うことだから。

 

 

ふ~ん。そう言うこと。

 

わからないような・・・すごくわかったような気になりつつ

ま、ゲストも楽しんでたしいいか。

と言うことでその日もまたジャックと飲む私でした。

 

そしてその夜はまた彼のかわいい一面をのぞかせる
新しいエピソードが起こるのでした。

長くなりそうなのでまた明日!

 


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ガイド人生の危機 最終章 [マブール時代]

続きものです。

パート1・2・3を先に読んでくださいね。

 

マブールに戻って少しするとタワウの病院から連絡がありました。

もちろん、スタッフから。



Aさんは無事手術が終わりました。
彼の病状は

          ・・・自然気胸でした。

 

自然気胸とは肺胞が破れる病気で、破れてしまうと
肺胞の外に空気が溜まってしまい、空気が外に出なくなり
その結果呼吸が出来なくなるというというものです。
痩せ型の男性は特にかかりやすいダイビングしなくても
起こる病気です。

 

今回の場合

水中で発病した為に(水中10m位)
吐ききれなかった空気は浮上とともに
体内で2倍に膨れ上がり・・・・

肺のまわりは肋骨があるため収まらなくなった空気は
一番やわらかい首の皮膚の下に溜まってしまったわけです。

ただでさえ気胸で呼吸しづらい状況であるのに
気道まで圧迫されて更に呼吸が出来ない状況に
なっていたのでした。

この時BCの空気を入れっぱなしなのと同じ状況ですから
水面まで一瞬のうちに急速浮上してしまったので
私には確認が出来なかったのです。

実際、彼を拾ってくれたボートマンに聞くと
しぶきを立てて彼が打ち上がったように見えたそうです。

真上にボートがいなくて良かった・・。
そして近くにボートがいて良かった・・・。

いなかったら溺れてしまっていたでしょう。

 

 

本当に助かって良かった。

 

 

それでも、私はガイドとして自信をなくしてしまい

やはり、辞めるべきじゃないか

と迷っていました。


 

数日して

Aさんから私への手紙が届きました。


自分のことでガイドを辞めるなんて思わないでください。
実は以前、片肺が気胸になっている。
友人の医者に頼んで診断書を書いてもらいダイビングをしていた。
今回こういう事になって本当に反省している。
2度とダイビングはしません。
器材はすべてそちらに寄付します。

自分のことでサトミさんに辞められるととてもつらい。
絶対にガイドを辞めないでください。


というような内容でした。

迷いはありましたが
この手紙に勇気づけられてガイドを続けてみようと
決心しました。


 

この事件が起こってから
ゲストのロストがとても怖い。



『ついてこなくてもいいから、見えるところにいてください。
見えなくなったら怒ります。』


いつも私がブリーフィングに付け加える一言です。


実際、視力だけはいいのでよほど透明度が悪くない限り
ゲストの位置は把握して潜ります。


透明度の悪い場合は

『私と一緒の人はダイビング時間は臨機応変で。
そうじゃない人は50分で必ず上がってください。』

 

厳しいなあと言うゲストの人は沢山いますが
何かあったときにはその何分かが命取りなんです。

ゲストが全員そろったときにやっと安心できます。


ダイビングは間違えれば死ぬスポーツなんです。


 

重くなっちゃったな・・・・。

でも、楽しくダイビングする為に怖いことも知っておきましょう!


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ガイド人生の危機 パート3 [マブール時代]

今日はパート3です。

1・2を読んでいない人は先に読んでからこれを読んでく下さいね!

 

センポルナの港が見えてきました。


私は日本語のわからないボートマンに

早く-!

と思わず叫んでいました。



私の焦りぶりに比べてAさんは思ったより落ち着いていました。

もう少し酸素を出してください。
少し体を横向きにしてください。


Aさんは苦しい息の状態で話しだしました。

 

自分の状況はよくわかっています。大丈夫です。
私は医者です。


最後の一言で私も不安な気持ちが随分楽になりました。

 

約40分後センポルナの港に到着。

港には連絡を受けていたセンポルナのスタッフが
車で迎えに来ています。


救急車じゃないの?

と思いつつもAさんを車に乗せ急いで病院へ


センポルナなのであまり期待していなかったのですが
おもったよりは大きな病院でした。

 

どうした?

と医者が聞きました。


ダイビングです。


首に穴を開けるしかないな。

 

 

何て言ってますか?

Aさんが突然聞いてきました。

首に穴を開けるって言ってます。


・・・・・・・

大分息が出来るようになってきたので
もう少し大きな病院で処置を受けたい。

医者に伝えますが、なかなか聞き入れてもらえません。


私が自分で話します。

Aさんは医者に自分が医者であることを伝え、
この状態でしばらくは大丈夫なので大きな病院に
移らせてほしいと説明しました。

 

医者も納得し、タワウの病院まで救急車で行くことになりました。

救急車の手配にしばらく時間がかかります。


え?救急車でしょ?なんで時間がかかるの?


いろいろと説明を受けましたが、どうやら長距離運転手の
ドライバーの調達に時間がかかるようでした。

 

Aさんにはしばらくベットで休んでもらうことになりました。


ふと気がつくと・・・

私はウェットスーツのままでした。
それもちゃんと全部着たまま。ファスナーも閉じたままです。
暑さも寒さも感じませんでした。


 

モスリムが多いから・・このままでいいや。

と思いながら
そのままで外のベンチに座ってぼんやり考えていました。


ああ・・私ってなんて事故おこしちゃったんだろ。
この仕事やめたほうがいいかも・・・・。

 

そこへ親びんがやってきました。


おい、元気だせ。
これでガイドの仕事辞めるなんて考えるなよ。


・・・・・?(なんでわかったの?)

 

良く考えてみろ。
この事故はお前は全然悪くない。
エアーエンボはガイドには防げないだろ。
初心者ならともかく、ファンダイバー全員に

息吸って~、吐いて~、息吸って~、吐いて~

なんて言ってらんないだろ?
これは本人でしかコントロールできないんだから。

 

(・・・・確かにそうだな・・・・)


こうなったのは彼のミスでお前のミスじゃない。
事故の後もお前は良くやった。
だから辞めるなんて考えるなよ。いいな。


(・・・・・・・・・)


さすがにその時は何も話せなかったです。
でも、さすがに親びんだと感動しました。

2時間ほどして救急車がやってきました。

Aさん・医者・センポルナのスタッフはタワウの病院へと向かいました。

 

サトミ~!大丈夫?
Tシャツどれでも好きなの選んで着なさい。

センポルナのスタッフがマネージャーのアルビンに頼まれたと言って
新しいTシャツを数枚持ってきてくれました。

約4時間気温28度ほどの中でウェットスーツを着っぱなし
だったという事に再度気がつきました。

 

あ・・・暑かったんだ・・・。

とTシャツに着替えてからやっと認識しました。

 

しばらくしてSWVにもどるとセンポルナのスタッフから
Aさんの状況について連絡がありました。


Aさんは・・・

 

 

・・・・今日で終わろうと思ったけどやっぱり長くなっちゃった。

と言うことで・・・詳しい事故の経過については

 

また明日~


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ガイド人生の危機 パート2 [マブール時代]

昨日の続きです。
昨日のを読んでない人は先にあちらを読んでくださいね。

 


他のゲストを桟橋へとおくりとどけた後
急いでAさんのいるビーチへ向かいました。



顔がはっきり見える。


元からしっかりした顔立ちの方ではありましたが
そう言う見え方ではありません。

良く見ると、顔が2倍くらいに膨らんで見える。

首がなく、肩の上に直接顔があると言う表現があっていたと思います。

近くに行って確かめると
どうやら空気が首の皮膚の下に溜まってしまったらしく
空気が気道を圧迫して呼吸がうまく出来ないようでした。

 

ボルネオダイバーズのスタッフが酸素を持ってきてくれたので吸わせようとしますが、呼吸がほとんど出来ない状況。

 

このままじゃ・・・死んじゃうかも・・・・

 

器材を全部おろして!!

 

ボートマンに指示をし、ゲストの荷物をその場に全部降ろし
一か八かセンポルナの病院までAさんを連れて行こうと
判断しました。

 

 

今、私のゲストが7人桟橋で休憩してる。
1時間後に申し訳ないがダイビングに連れて行って。
ポイントどこでもいいから。


仲の良いボルネオダイバースのガイドに頼みました


OK!任せろ。


こんな時になんだけど
やっぱりご近所さんとは仲良くしといて良かった。

 


酸素の大瓶も貸してもらいボートに積み込むと

Aさん・私・ボートマンの3人でセンポルナに向かった。

 

少し走ったところで・・・

(あれ?センポルナの港からはどうやって医者に行くんだ?)


大事なことに気がついた。


Change !
 Go Mabul!! SWV!


あちらについてまごまごしているより
リゾートに寄って手配をした方が良いに決まっている。


 

SWVにつくと、
ボルネオダイバースが連絡を入れてくれていたらしく
親びんが酸素BOXを持って速攻で乗り込んできた。



何事が起きたのかとゲストが集まっている。
一緒になってあたふたするスタッフに

見てないで-!
タオル!タオル持ってきて!


 

タオルを受け取ると速攻でボートを走らせた。

 

Aさんは息も吐けず、吸えず、

虫の息とはこういうことを言うのかな。

酸素マスクをAさんの口と鼻に当てながら
ぼんやり考えていました。


 

この人死んじゃったら。ガイド辞めよう。


座った方が呼吸が楽だというので片腕で支え
もう片方の手で酸素マスクを当てていたので
腕が千切れそうなくらいに痺れてきましたが


Aさんの苦しさと比べればこんなの比じゃない。


と自分に気合をいれました。

 

酸素の小ボトルがひとつ消え二つ消え三つ消え・・・・
SWVのボトル+ボルネオダイバースのボトルも使い切ってしまいました。

 

大瓶借りてきて良かった。


どうにかセンポルナまでは酸素はもつと言う安心だけが
その時唯一の心のよりどころでした。

 

やっとセンポルナの港が見えてきました。

 

早く~!!

 

 

センポルナでの大騒動はまたまた明日~!

 

明日?飲み会だ!

じゃ、明後日~!!!

 

飲み会ドタ参OKです!

17:00~ BOXです。

 

お待ちしてます!!


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ガイド人生の危機 パート1 [マブール時代]

まだ、シパダンに沢山リゾートが立ち並んでいた頃のお話です。



その日のゲストのメンバーは日本人ばかりでした。
(あの頃のゲストは95%日本人でしたからね)

ただその中にその前日まで外人チームで潜っていたAさんがいました。

(外人チーム=比較的自由に自分の責任で潜るスタイル)



シパダンのバラクーダポイントにエントリー

いつものようにアケボノハゼ・ツバメウオの群れ・ニチリンダテハゼ・ウメイロモドキの群れ・・・
と大物・小物のオンパレード。

ビデオを持っているAさんは遅れ勝ちでした。


 

その後ギンガメアジの大きな群れに出会い
しばらく皆で観察、撮影。


『飽きた人~』


のボートにほとんどの人が手を上げたので
そろそろセーフティストップ入ろうと人数を数えました。

1・2・3・4・5・6・7・8。OK全員いるな。

セーフティストップのサインを出し、ゆっくり浅場へ移動。

 

もう一度人数確認。

1・2・3・4・5・6・7・・・?あれ?

1・2・3・4・5・6・7・・やっぱり一人いない。

誰だろう?

あ~!Aさんだ!
まあ、仕方がないか、昨日まで外人チームだったし。

 

ちょっとカチンと来たものの、少し待っていれば
追いついてくるだろうと待っていましたが来ません。

他にもチームが入ってたし、そこについて行っちゃったかな?

 

セーフティストップの時間も終わってしまったので
とりあえず皆で浮上して待つことにしました。

 

Aさんどうしたんでしょうね?

ゲストの一人が言いました。

彼は昨日まで外人チームだったんで・・・
多分待っていれば上がってきますよ。

 

しばらく待っていたのですが上がってきません。


ちょっと嫌な予感。


もしかして他のチームと一緒に上がってビーチに行ってるのかな?

結構、人数増えてても、減っててもわからないガイドっていますからね・・・・

参ったな、もう。。。。


他のゲストと一緒にそんな話をしてました。

 

そこへ向こうからゲストの乗っていないボートがやってきました。


お前のゲストはもうビーチにいるぞ~



・・・・やっぱし。


ちょっとぷんぷんしながらビーチへとボートを走らせました。

 

桟橋の手前に来ると視力両眼とも2.0の私には
Aさんが座っているのが見えました。

 

全くもう・・・

 

・・・・・・?

良く見ると様子が変。嫌に顔がはっきり見えます。

まわりにボルネオダイバースのスタッフが立っていました。


う!まずい!

 

あわててボートマンに桟橋へボートをつけるように指示をし、
ゲストを全員桟橋に降ろしました。

あそこでミロ頼んで飲んでてくださいね~!
一杯無料ですから!
ミルクいっぱい入れると美味しいですよ~。
ここで休憩していてください。

 

と笑顔で叫んだあとAさんのいるビーチへボートをつけました。

 

 

長くなっちゃったので続きは明日~(笑)


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サーチアンドリカバリー [マブール時代]

ある日、ロレックスの時計をしているゲストがいました。

・・・なんで海にしてくるんだろ・・・・なくすぞ!


と思いつつダイビング。

深場はそれほど流れなかったもののセーフティストップの時にはかなりの流れ。


ありゃ~ポイント2つ分流れるかも。

と思いつつ、浮上。
ボートを呼び、ゲストの器材を上げるために自分が先にボートへ。

全員がボートに上がったときには本当にポイント2つ分流れていた。


 

あ~!時計が無い!!


げ!時計ってロレ・・ロレックス?


あ~無い!無い~!
俺もう一回潜って探す!


いつですか?無くなったの。


わからない~(パニック状態)


じゃあ、10分だけ探しましょう。


経験上、時計・ダイコンの落し物については浮上中と検討をつけ

まず、ボートマンに私のエキジット地点までボートを戻らせ水深をあわせてタンクをつけてエントリー

誰もがあんな流れていたし絶対無理と思っていた。


 

3番目くらいだっけ・・・

ロレックスの彼がボートに上がったときのことを思い出しつつボートが流れていく下辺りを捜索。


 

あらら・・・


かなりあっけなく発見。

金色に輝いていたのでかなり目だっていました。


以前にも黒いダイコンやらマクロレンズも探したことが
あったので、金色と言うのは・・・かなりあっけなかった。

 

もちろん、その夜は死ぬほど飲ませていただきました。


 

いやはや・・結構落し物する方いますよね。


私の減圧症の原因にもなっているので
あまり探したくはないですが・・・

でも、流れの無いところなら90%は見つかります。
その場で見つからなくても次の日には。 

 

あの当時マブールでは本物のサーチアンドリカバリーを
研修生に学ばせる為に、研修生の一番大切なものを
海に放り投げて探しに行かせたり、
ほんの2cmくらいの部品を
『さっきのダイビングの最中忘れてきた』と言って
見つかるまで探しに行かせたりしてましたね。

 

今はそこまでやってないでしょうけど。

 

 

デラワンでは流れの早いポイントを除いては
落し物を見つけられないのはガイドではないと
教えていたので、彼らは必死でした:笑

期待に答えてくれる子達でよかったです。

 
ガイドとしてこの能力が必要か?と考えると
どうかな?とも思いますが、やっぱりあるに越したこと無いと思うのです。


ちなみに・・・
ボートにアシスタントがいる場合、私の教え子には
最後まで海の中にいてマスクをして
エキジット中にゲストの落し物をさせないようにと教えています。

 

とにもかくにも・・・

落し物しないのに越したことはありません。

腕時計。ダイコンにはゴムなどで手首に2重に止めるとか
レンズ関係は必ずどこかに結び付けるとか・・・
工夫が必要です。


今度ロレックス落としたら・・・私は取りに行きません。

お金に困ってますから(笑)


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マクロガイドと呼ばれるけど・・・ [マブール時代]

よくゲストの皆さんに

サトミさんってマクロが好きなんですよね?

と言われます。


でも・・・実は知る人ぞ知る

大物大好き人間なのです:笑

マクロはマブールに居たときにやむを得ず仕事なので
覚えたわけで実際は大物を追い求める女なのです。

 

マブール着任の初日

親びんは私を雇ったことを全くリゾート側へ伝えていなかったらしく・・・

タワウ空港でひとり。途方にくれてしまいました。

親切なマレーシア人がSWVのオフィスに連絡を取ってくれたおかげでどうにかリゾートに到着したものの・・・

最初のスタッフの一言が

Who are you? でした。


多分・・・ダイビングのガイドです。

では、ダイビングセンターに行ってください。

・・・ダイビングセンターは何処?

最初から大波乱の予感。




ダイビングセンターに着くも、私がゲストなのか何なのか
わからないので誰も相手にしてくれない。


泣きそうな気分でいると、ALEXが

ダイビングする?
僕のボートまだ乗れるから来れば?

と言ってくれた。

行き場のない私は

行く行く!
(最初だしやる気のあるとこ見せなくちゃ!)

 

初めて潜ったマブールポイントはドラゴンパッチ。

ひどい透明度でちょっとでも離れると一人ぼっちに
なってしまう感じ。
しかも見せてもらったものは全部5cm以下。

 

ひえ~(; ;) ひどいとこに来ちゃった・・・涙

さらに泣きたい気分を押さえつつ

いや、
ここには大物の伝道シパダンがあるじゃないか!

と自分を奮い立たせていました。

 

サトミさん、午後はシパダンね。

(よっしゃ~!!
雑誌で見たあのバラクーダが見られる!!)

Alexに言われ、ルンルン気分でランチに行きました。
(と言ってもレストランの場所もわからず結局ALEX・Leonardと3人で行ったんですけど)

 

食事をしていると日本人スタッフのIchanが

大西さん?
今、ヨシから連絡があってしばらくマブールだけ
潜らせるようにって指示がありました。
午後は私のボートに乗ってください。


(げ!ヨシさん・・何も今思い出さなくても・・・涙)

仕方がなく、Alexのシパダンボートを見送り・・・
また下向きダイビングへ行ったのでした。


下向きダイビングから戻ってくると・・・

大西さん、明後日からガイドをしてもらいます。
とりあえずパラダイスをマスターしてください。
それと明日もマブールボートに乗ってもらいます。


げげげ!明後日ガイド?
マジ?ポイントもわからんのに???(;;)

途方にくれているとLeonardが

休憩後パラダイスを教えてあげる。

セルフに連れて行ってくれると言ってくれました。

 

 

しばらくするとAlexのシパダンチームが戻ってきました。

 

いえ~い!!わ~い!!

すごく盛り上がっています。

(いいなあ・・バラクーダ見たんだな・・・悔)

 

ジンベイ!ジンベイ!いえ~い!

 

?????え?ジンベイ??
ジンベイ??え~!見たかった~涙


多少落胆はしたものの

この海はジンベイ見れる可能性もある海なんだ!
と逆に期待が膨らみ、ジンベイ見るまで頑張る!
と自分に気合を入れるのでありました。

 

*ちなみに・・その後ジンベイとはニヤミスはあるものの
  結局一度も拝んだことがありません・・・はい。

 

その後1ヶ月以上マブールの下向きダイビングのみを強制され
知識は増えていくものの、シパダンへの憧れが膨らみ
そのアンバランス(ストレスとも言う)に耐え切れず・・・

ゲストと酒を飲むたびに

私はパラオに帰りたい~
私はここにバラクーダとギンガメとカンムリブダイとカメを見に来たのに・・・一回もシパダンに行かせてもらえない~涙

とほぼ毎晩泣き続け、最後には


お前は!もう一回泣いたら首!

と怒られてしまうのでした。


しかしヨシさんも可愛そうに思ったのか
翌日は初めてシパダンに行かせてくれました。
(初めてというのにガイドでしたが:汗)

運よくでっかいバラクーダの群れも出て
(あの頃はほぼ100%見られた)

大感動!?

 

するはずが・・・。


なんか・・水槽みたい。
迫力ない。ワクワクしない・・。


なぜかとてもがっかりしてしまったのでした。

期待が膨らみすぎていたのか・・・
それとも1ヶ月以上にわたる洗脳で私が変わってしまたのか・・。

 

こうしてマクロガイドサトミの第一歩を踏み出したのでした。

 

その後、美樹さんがマブールに着任し
ますますマクロ化せずにいられなくなるのでありました。


いろんな偶然が重なったとは言え、
こんなことがなければ今の自分もないわけで・・・

とても不思議だ。


それでも未だに大物は大好き。
しかも、潮を読んで当てるダイビングは超!大好物。

(だからレンベやクンクンガンベイからの誘いはお断りしたのです。マクロだけじゃ息が詰まります・・・。)

ムンジャガンも大物いっぱい出るといいんだけど。。。。
 


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触ってはいけません [マブール時代]

今、毎日医者に通っているせいか、医者ネタばかりが浮かびます。

マブールで緊急帰国した人の事を思い出しました。

ある日・・・

セルフダイビングから上がったゲストが

痛い・・痛い・・・

と顔をしかめながらスタッフの方へ歩いてきました。
手を押さえているようですが、見た目には全く異変はありませんでした。
直感的にオコゼかな?と思い

何かに触った??痛かった時、
魚とか何か居なかった?

何も居なかった。


状況はどんなだったの?


ソフトコーラルについていたエビを撮ろうと
していたら突然激痛がした。
どんどん痛くなるので怖くなって帰って来た。


(ソフトコーラル??・・・。)


どんなソフトコーラル?イソギンチャクじゃない?
*イソギンチャクも触る人によってはちゃんと刺されますからね。


ううん、絶対ソフトコーラル。
茶色くて細長いあちこちにある奴。

(???そんなソフトコーラルにエビが居るかな???)

図鑑を見せるとなんでもない(刺すとは思えない)ソフトコーラルでした。

らちがあかないので、蛋白毒だと後が大変と思い
暑いお湯につけてもらい、しばらく様子を見ました。

通常しばらくすると痛みが治まってくるはずなのに
全く状況がよくなりません。


もしかして・・ウンバチイソギンチャクじゃない?

と図鑑を見せたのですが

絶対違う

と言う。

何処で写真撮ってたの?

アッチの桟橋の下の○m位で・・・・・

(・・・ウンバチだ。)

彼女の言った場所には確かにまわりのソフトコーラルに
うまく化けているウンバチ君が居たことを思い出しました。
確かカクレエビもついていたはずです・・。


これはヤバイ!

お部屋に戻っていた美樹さん・ヨシさんに判断を仰ぎに行きました。

その日はもう遅いので明日の朝一にタワウの医者へ
連れて行くことになりました。

 

彼女が刺されたのは右手(だったかな?)の薬指2箇所
その夜、彼女がバーに現れた時には薬指と小指が
ろうそくのように白く細くなっていました。

そうです。
血管が収縮しているらしく血液が全く指先に通らなくなっているのでした。

私・レナード・アレックス・レセプションのスタッフと同じボートだったゲスト達でマッサージをしたり励ましましたりしましたが

誰もがこの指はもう取れてしまうと思っていました。


翌朝、彼女はタワウの病院へ連れて行かれました。



お昼前に電話がかかってきました。

サトミさん。
医者がこのまま日本に帰ったら原因もわからないし
この指を保証しないって言われたんだけどどうしたらいい?


何言ってるの!そこに居たって保証は無いよ。
すぐに帰国した方がいい。痛くても我慢して帰国しな!

今思えば心細い彼女にきつい言葉だったかな・・・
でも、その時はそういう風にしか言えなかった・・。

 

急いで親びんに状況を説明するとDAN Japanに連絡し
帰国後の手配をしてくれました。

 

彼女は成田帰国後、救急車にて羽田へ
羽田から沖縄の病院へ緊急輸送!?されました。

 聞いた話ではウンバチイソギンチャクの血清は
沖縄のある病院にしかないと言うことです。


2ヶ月(3ヶ月だったかな?)の入院生活で
指もとれずに済み、腎透析を続けどうにか元気に退院できたと、美樹さんから聞きました。

(もともとは美樹さんのお友達でしたから。。。ちょっと複雑)


そんなことがありましたが彼女は今も懲りずにダイビングを
続けているそうです。


SWVではその後大々的にウンバチ退治をしました。
ビニール袋20個近くものウンバチが見つかり、
砂浜に埋められました。

今は・・・どうなんでしょうね。

 

最後になりましたが・・・・

ウンバチイソギンチャク知ってますか?

形は周りの状況で変わります。
色も茶色だったり、緑だったり・・時には蛍光オレンジ
なんていうのもあります。
見分け方はこの素材感しかありません・・・。

他にも写真を持っているはずなんですけど・・・見つからない。
見つかったらウンバチデラワン話編でお見せしますね。

 

こういう綺麗なエビがちゃんとついていたりするのがヤバイのです。

直接触らなくても、悪戯するとヤリのようなものを飛ばしますから
注意が必要です。

デラワンでもそうでしたが、WAKA SHOREAでもダイビングの際に
お見せできるようにサンプルをキープしています。
(勿論自然にあるものをチェックしてあるだけですよ)

ちなみに、ウンバチの場合はお酢をつけることも
お湯につけることもしてはいけないそうです。
こすらないようにして流水で流す。
これが現地で出来る対処法だそうです。

 

海を本当に楽しむなら、こういったことを知ることも必要です。


こんなこと書くと海が怖くなっちゃう人いるかも知れませんね。


それでも海は楽しいよ~!!


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チェックダイブでチェックすること [マブール時代]

マブールでは到着日に初めてマブールの方たちには
チェックダイブがあります。

*ウェイト調整

*マスククリアー(水半分以上)

*レギュレータリカバリー

*その後一回りする間に中世浮力・泳力・・・

勿論、それが出来るかどうかをチェックするのが
チェックダイブであります。

 

仕事柄有名な方やイントラ・コースディレクター・・・・
いろんな方もチェックするわけですが

その人の人柄と言うか・・・
心の大きさと言うか・・・
見えてしまうことが多々あります。


その時に

「俺もやるの?」

「はい、すみませんがルールなのでお願いします」


ここで普通は皆さんやっていただけるのですが・・・

「私、イントラなんですけど?」
とか
「私のこと知らないの?」
なんて言ってしまったら

「え?もしかして出来ないんですか???驚」

と大袈裟に驚いちゃう意地悪な私:笑




だって本当に立派な方は、そんなこと絶対言いません。

ハイ。わかりました。

って何気も無くやってくれます。


 

ゲストをいっぱい引き連れてきている人望のある!?
イントラの方だと・・・

僕がデモやります。

とまで言ってくれます。

しかも、そのデモでマスクリカバリーの際にわざとマスクを
上下反対につけクリアーし

アレ?変だぞ??

の大袈裟なアクションの後、

こうしてはいけません。

と言わんばかりにもう一度しっかり順序を追って
マスクリカバリー・クリアーをします。

ここまでやってくれるともう、水中拍手喝采です。

こういう方のツアーは本当に楽しそうですし、
私も尊敬。断然応援してしまいます。

と長かったですがここまでが前置き。

 


いろんな人を見た中で一番強烈なゲストのことを
今日は書いちゃおうかと思います。
本人の名誉の為に勿論、名前は伏せます。


その方Aさん
お仕事で来たわけでもないのに
いきなりテクニカルダイブの話を始め・・・ゲスト全員目が点。

とりあえずチェックダイブをスムースに進めるのが私の役目。

はい、わかりました。すごいですね~:笑
でも、皆さんにしていただいているので
チェックダイブしていただきますね。
内容はマスククリアー・レギュレーターリカバリーです。

と言うと

フルフェイスマスクと普通のマスクどっちがいいかな?


(は?マスククリアーするって言ってるのになあ・。
ま、いっか・・っていうか重いのにワザワザ持って来たの!?驚)
これからファンダイビングで使用する方でお願いします。笑

用意しているのを見るとしっかりフルフェイスマスクを用意している。

(・・・・何考えてるんだ?この人??)

 

そしてブリーフィングの時・・・

では、順番にマスククリアーしていただきますね。

あ。俺フルフェイスだから。

(だから先にマスククリアーするって言ったじゃん:怒
プロ気取っている割に逃げたい口だな・・・)
すみませんが、フルフェイスも取れたらどうなるか
私、分からないんでやっていただけますか(満面の笑)

フルフェイスでできるわけないだろ?

(だ・か・ら。それを承知でそっちを選んだあなたが悪い:怒)
ごめんなさい。私無知なので出来ないかどうかもわからなくて・・・。深場でいきなり取れたりしたら私達の責任になるので見せていただけます?笑

・・・・・・(一応納得?)
俺は水中無線も持ってるんだ。
これこれ。これをこうしてほにゃららほにゃらら・・・・

(げげ!また始まった。何なんだろこの人・・)

・・・で。 その無線、誰と話すんです?

・・・・・沈黙。

じゃ、水面集合してください!!

勿論マスククリアー出来るはずも無く
(本当はやり方によっては出来るらしい。)
泡まみれになってしまうAさんであった。

一通りチェックダイブを終え
Aさんは
全く何も知らないんだなあ・・・
と私に捨て台詞をはいてお部屋に帰って行ったのでした。

 

後日のファンダイビング、

Aさんが普通のマスクで潜っていたのは言うまでもありません。


実はAさんはテクニカルダイブで業界では有名なお方らしいです。

 

これ読んだら怒るかな?

ごめんなさ~い m( _ _ )m


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